【グラニーの基本①】上から編む丸ヨークのプルオーバートップ 【トップダウン】【無料パターン】【かぎ針編み】【編み物】



みなさま、いかがお過ごしですか?スザンナです。

今日からしばらく、【グラニーの基本】と題して、どんなサイズでも、どんな糸でも同じ編み方で編める洋服をご紹介したいと思います。


洋服はなぜ難しい?


2024年は、グラニーを年間テーマとして取り組んでおりまして、最初はスクエアモチーフ、そして、サークル、サークルを利用した帽子と続き、とうとうトップスにたどりつきました。

洋服を編む上でネックとなるのが、体や糸のサイズです。サイズが異なると、全てが変わります。

さまざまなパターンや服がサイズごとに売られているのはご存知の通りだと思います。サイズが合わない服は着心地も悪くて、見た目にも良くないことがありますよね。小さい場合は、入らない、ピチピチ。大きい場合は、ずり落ちる、ブカブカ。などの問題も生まれます。

さらに、糸の太さが変わると、同じ目数や段数で編んでるのに同じサイズにならないこともたびたび起こります。

同じ糸、同じ目数で編んでいるのに同じサイズに仕上がらないのは、編む人のテンションが違うからです。テンションを合わせるためのゲージも、合わせるのが難しいときもあります。

そこで考えたのが、誰がどんな風に編んでも編める物、でした。



どんなサイズ&糸でも編み方は全く同じ!


というわけで、色々試してたどり着いた私の答えがこちらです。

サイズごとにパターンを作るのは本当に大変で、時間がかかります。

材料も、安い糸や100均の糸は品質が良くなかったり、すぐに廃盤になったり、売り切れてしまうし、反対に、品質も良くて色もたくさん選べていつでも買える糸は高いです。
それに、私が好きな糸や色がみなさんも好きかどうかも関係しますよね。

だったら、好きに編んでもらうのが一番!

これが私の答えです。

好きに編んでもらうためには、誰にでも使えるユニバーサルデザインとオールインワンのルールが必要。
そして、やっぱり簡単じゃないと。
でも、着心地は捨てたくない。

そんなさまざまな思いやこだわりがいっぱい詰まった作品の第一号が上の写真で、編み方動画はこのページの下にあります。



ラグランよりも丸ヨーク!


トップダウンのイメージはラグランを思い出す方が多いと思います。
そして、ラグランの方が丸ヨークよりも簡単だと考える方も多いと思います。

でも、私にとっては丸ヨークの方が簡単だと言い切れる理由がたくさんあります。

❶計算がほとんどない
❷首のサイズだけ決めたら良い
❸試着しながら編める
❹微調整が簡単
❺途中で自由にデザイン変更できる




❶計算がほとんどない


電卓を使うとすれば、作り目の数とヨークの増し目くらいなものですが、暗算でも出来るくらいの簡単さ。

それ以外は計算する必要がありません。


❷首のサイズだけ決めたら良い


鎖を編んだら、首に巻いて着心地をチェックするだけ。
あとは同じ編み方で編むだけで、自動的に丸ヨークが編めます。


❸試着しながら編める


ヨークの深さ、袖の幅、胴体のサイズなど、全て試着で決めれるので、足りないな、と思ったら足りるまで編んでいくだけの手軽さです。


❹微調整が簡単


袖も胴体も終わりのサイズを決めずに編んでいるので、編みながら自分に似合うサイズに作ることができます。ヨークの深さも自由に変更できるので、世界にひとつだけのあなただけのデザインで編むことができます。


❺途中で自由にデザイン変更できる


セーターを編む途中で気が変わって、ポンチョにしたくなっても大丈夫。そのままポンチョに変更できます。

編んでるうちに季節が進んで、半袖だと寒いと感じるなら、長袖に変更できます。

セーターのつもりが楽しくなってワンピースにしたくなった時も、そのままワンピースに変更できます。

裾の幅をもう少し広げたいときは、ヨークの編み方で必要な幅になるまで広げるだけなので、悩む必要もありません。




興味が湧いたなら動画をチェック!



日本語版






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