【編み物】かぎ針編み初心者 ~初めてのブランケット【全5回】~
皆様、こんにちは(*´▽`*)スザンナのブログへようこそ
今回は、生まれて初めてかぎ針を持つ方のためにレッスン動画を作成しました。
そして、そんな初めての方でも編めるブランケットを編んでいきます。
ブランケットなんて恐れ多い~~~
と思われた方、ご安心くださいませ。
実は、ブランケットというのは、バッグやポーチ、帽子より簡単です。
確かにたくさん編むので完成まで時間はかかります。
でも、その時間をかけることによって、次第と上達し、コツが飲み込めてきます。
バッグやポーチが難しいのは行程が多いからです。
帽子は比較的簡単ですが、身に着けるものなので編み目が目立ちやすいという欠点があります。マフラーもそう。
だけど、ブランケットってお家で使ったり、防寒のために使うものだから、少々不揃いな方が素朴で素敵なこともあるんです。
だから、私は編み物初心者さんには一番最初にブランケットをお勧めしたいと思います。
でもね、ブランケットにもいろいろ種類がございまして。
例えば、可愛いスクエアや円形、六角形のモチーフをつなぐカラフルなモチーフつなぎのブランケット。
これが簡単かどうか、というと、まず最初に同じ大きさにモチーフを編んでつなげる、ということが難しいんじゃないかなって思います。
つなぎ方も縫ってつなぐ方法、編みながらつなぐ方法など手法が様々です。
次に、中心から編み広げていくブランケット。
グラニーの長方形や、ウイルスパターンなど可愛い模様がたくさんあります。
中心から広がっていく様子を毛糸の色で表現するのも楽しそう。
でも、ちょっと待って。
編み広げていく、ということは増し目が必要です。
それに、広がっていくほどに使う量が増えていくので1周編む毛糸の量が予測できない。
ということで、一番最初にお勧めしたいのが、往復編みのブランケット。
実は、私も編み物デビューは往復編みのブランケットです。
この2つは最初に編んだブランケットです。
どちらもとてもシンプルな編み目で編んだごくごく普通のブランケットです。
それでもとても可愛く仕上がっているでしょう?
侮るなかれ往復編み。
そして、今回ご紹介するブランケットは、この上の二つより実は編みやすいんじゃないか、って私が思っている編み方。
その名も、グラニー!!
グラニーの往復編みのブランケットを一緒に編んでいきましょう(*´▽`*)
グラニーの良いところは、一目一目に針を刺す必要がほとんどないこと。
慣れたらテレビを見ながらでも編めちゃうくらい簡単なところ。
しかも、格子模様に出る隙間が可愛い人気の模様です。
じゃあ、早速始めましょうか!!
【レッスン1】道具をそろえてみよう
私もかぎ針を始めてまだ3年です。でも3年でここまで編めるようになりました。
だから、皆さんも大丈夫。誰でも編めるようになりますよ。
そんな私が今最低限必要と考える道具を10個集めてみました。
それがこちらです。
【かぎ針編み初心者2】材料の毛糸は何が良い?
お店に行くと様々な毛糸が並んでいて、目移りします。
あれもいいな、これもいいな、いろいろ欲しくなると思います。
だけど、ちょっと待って。
その毛糸、本当に編みやすいかな?
その毛糸、ブランケットに向いてる?
その毛糸、予算に合ってる?
そんな初心者さんにお勧めの毛糸はこちらです。
【かぎ針編み初心者3】かぎ針と毛糸を持って編んでみよう
さあ、道具もそろったし、毛糸もそろった!
実際に編んでみよう。
あれ?かぎ針ってどう持つの?
毛糸はどうやってひっかけるの?
結び目って何?
編んだ鎖の数を忘れちゃった~
どこに針を刺したらいいの?
どっちにひっくりかえしたらいいの?
数はどうやって数えるの?
基礎の基礎からゆっくり丁寧に私と一緒に編み始めましょうね。
動画が終わるころには、ブランケットが1枚編みあがってます。
えー、そんなに簡単なの?
はい、実はとても簡単です。
【かぎ針編み初心者4】ちょっとしたひと手間で見違える出来栄え
4回目のレッスンは、編みあがったブランケットにさらにもうひと手間加えて、見違える出来栄えに仕上げます。
そのままでも結構素敵なブランケットですが、このひと手間を加えたら、まるでハンドメイドショップで買って来たかのような仕上がりになります。
少し手間がかかると思っても、ぜひここは手を抜かず、ボーダーを入れることで、その出来上がりの楽しみを感じていただけたらな、と思います。
【かぎ針編み初心者5】ラベルを付けて思い出をのこそう
最後はおまけに思えるかもしれませんが、実は結構重要な回です。
なぜかと言いますと、何枚も何枚もブランケットを編んでも
ブランケットというのはちょっとしたギフトに最適なのですぐに手元を離れていってしまうものなのです。
そんな時、ラベルを付けておくことをお勧めします。
誰がどんな目的で誰のためにいつ編んだのか、という記録を残すのです。
これは編んだ物をストックして置くときにも便利です。
思い返してもいつ編んだのか分からなくても、その年月が書いてあれば、そうだ、この時こんなことがあったんだ、とか思い出すこともできます。
また、海外では何世代にもわたって受け継がれている古い手編みのブランケットが存在します。
もし、あなたが100年以上昔のご先祖様が編んだ手編みのブランケットを手にしたとしたらどんな気持ちになるでしょう?
例えば、今はもう年老いてしまったお母さんが、とっても可愛らし色で若々しいブランケットを編んでたことを知ったとき、あなたはどんな気持ちでそのブランケットを触りますか?
そういう思い出というのは何物にも代えがたい宝物だと私は思います。
だから、私は初心者でもラベルを付けることをお勧めします。
それがあなたの軌跡なのだから。
私が動画を残す理由も同じです。
私は編み物を始めた瞬間から記録として動画を残してきました。
いつでも思い起こすことが出来るように。その時の映像を子供たちがいつまでも見ることが出来るように。
そんな思いでいつも動画を作っています。つらいときも、楽しいときも、全て残すことでそれはいつか美しい思い出となり、私の歴史となるかもしれない。そんなチャンネルなのです。
ということで、皆さんもぜひ編んだ物にはラベルを付けて残すようにしてくださいね。
さて、最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さんにとって、これからかぎ針編みがかけがえのない人生の友達となりますように。
そんな願いを込めてこのシリーズを終わりたいと思います。
【最後に】スタッシュバスティングの勧め
さて、かぎ針編みが楽しくて楽しくていっぱい編んじゃったわ、という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方々のお悩み、ちょっとだけ残った毛糸をどうしよう?
そんな時は、ぜひスタッシュバスティングをお試しください。
スタッシュバスティングというのは、残り糸や端切れを余すところなく使ってカラフルに仕上げる節約時代の遊びの一種です。
昔は新品の毛糸や生地が高かったので、無駄にしないように最後まで使い切るための節約技術として広まりました。
現在はエシカルな時代の賢い生き方として世界中に広まっています。
編み物のスタッシュバスティングは主に残り糸の消費です。
ちょっとずつ残った残り糸で一段ずつこのブランケットを編んでみてください。
その色の組み合わせの妙味が味わいとなって、世界に1枚だけのブランケットが仕上がります。
私も現在残り糸で少しずつ編んでいるところです。
何年かかるか分かりませんが、いつかご紹介できる日を楽しみに今日もせっせと余った毛糸を捨てずに大切に箱に入れています。
ちょっとだけ、今編んでるところをお見せしましょう。
ね?可愛いでしょう?
早く仕上げて娘にあげたいなって思ってるんです(*´▽`*)
2021.9.8
スタッシュバスターのブランケットが編み上がりましたのでご紹介します。
娘の希望で縁取りを黒にしました。
四隅にはブランケットを落ち着かせるための重り代わりのタッセルを取り付けました。このタッセルは、取り外しが出来るので、使わない時やお洗濯の時に外すことができます。
動画では一段一段の色の組み合わせや、今回使った縁取りの方法、タッセルの作り方まで丁寧にご紹介しましたので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。
そして、気に入っていただけましたら、ぜひ私のスタッシュバスター仲間になってくださいませ♪
スタッシュバスターが気に入ったら
色々、スタッシュで作ってみましたので、こちらのページまでお越しくださいませ🤗
https://susannashobbies.blogspot.com/2022/11/blog-post_13.html