【かぎ針編み】娘からの久しぶりのリクエスト!




みなさま、聞いてください!
娘からリクエストもらった!嬉しいなあ😊
娘が言ったの。
「これ、他の人のハンドメイドなんやけど、ママが私に編んでくれるだけなら、売るわけじゃないし、いいかなって思って。」
って。
ということで編みました。

それがね!
とっても簡単そうで、編み物が初めての子供でも編めそうなのです。
そして、それがとっても人気で、すごく売れてるんだって。
多分編むのは1時間もかからないと思うの。
でも、どうせ作るなら、ちゃんとゲージを取って、細部まで丁寧に作りたいと思いまして。
そうなると、またこだわっちゃうから結構時間かかったんですけど。
そこはこだわりたい。

ところがね、実は。
私、これ、数年前に実は編んでプレゼントしてるんです。
しかも、これよりもちゃんと形として編んだものを。
それの方が作り方としてはプロフェッショナルなの。
なのに、娘が欲しがったのは、編み物が初めての子供が作ったような物だったのですよ。
何が良いのかって、ほんと分かんないですよねー。




娘にはほんと色々教えてもらってます。

特に他のプロが使ってるスキルレベルや制作時間などは勉強になりますよ!

まさかみなさんも、子供が1時間で編んだように見える手作り感たっぷりの物が大人気だなんて思わないですよね?

あれと同じ。
J.W.アンダーソンがデザインした何万円もする手作り風のプロフェッショナルなカーディガンを、
若い子たちが、もっともっとシンプルな簡単な作り方に自分たちで変えて、TikTokで大流行したのと同じです。

いやー、勉強になりました。

前にもブログで書きましたが、
この編み物の世界にどっぷり浸かってると、上手い人はきりがないから、自分はまだまだって常に思うじゃない?
でも、やっぱり、編めない人にとっては、編めるだけですごいことなんですよね。
改めて分かりました。

大事なのは、アンテナ。
ピンと来るアンテナ、なんだと思います。
それと、初心忘るるべからず、ですね。



さらに、テクニックは惜しみなく注いだ方がいいですね。

編み目ひとつ、仕上げひとつ、こだわり次第で出来栄えに差が出ます。
ほんの少しのことに気を付けて、例えば、ポンポンを本気で丁寧に作り、整えるハサミはよく磨いておくとか、そんな些細なことなのですが、どれだけ丁寧に細心の気配りをしたか、それが大切で、それがひいては最終的に喜ばれる作品と喜ばれない作品に分かれ、同じ材料を使っていても、値段が高くても売れる作品と安くても売れない作品に分かれてしまうのだと思いました。

簡単に言えば、 愛情 ですよね。



もちろん材料も大切だと思います。

大物を作ることが多く、まだまだ自分に自信が無かった時に大量に買った安い毛糸が山ほど残っているので、なかなか良い糸には手が出せなかったのですが、娘のおかげで久しぶりに良い糸を編ませていただきますと、手が違いを認識しますし、編み目を見れば違いは一目瞭然でした。

だから、少し高くても、自分が出せる範囲の良い糸でたまに小さなものを編むことをおすすめします。

いつも良い糸で編まれる海外の方でも、イタリア製の高級な糸は同じメリノウールでも艶が違う、とおっしゃって、でも、高いからセーターなどには使えないから帽子を編むんだっておっしゃってました。



毛糸はパンドラハウスさんで買って来ました。
一応2軒見て決めよう、と、
ダイソーさんを見てから、パンドラハウスさんに行ったら、

「こっちの方が良い毛糸あるやん」
って二人とも言い出して。

棚に並んでる毛糸を見て、最初
「これじゃない?」
ってアクリル毛糸を握ってたけど、
途中でウルグアイウールを見つけたんですよ。
そしたら、ピクピクって鼻が効いたらしく、
(なんかうちの娘ってほんと小動物みたいで、見てるだけで楽しい)

「やっぱりこっちの方が良さそう。」
と言い出して。

でも、
「うわ!
ウルグアイウールって書いてある。
高いんちゃうの?」
って心配しだして。
恐らく、素材としてのウールではなく、ウルグアイという国名がブランドみたいで高そうに思えたんだと思います。

「値段見てみ?」
って言ったら、

「あれ?こんなものなの?」
って。

「そしたらやっぱりこっちにしよう」
って渡されました。

一玉300円。結構良い糸選んだな、娘よ。
そして、その糸を惜しげもなくポンポンにまで使う娘。
自分のためには出来ませんけど、娘のためなら出来てしまうって不思議ですね。

何にも毛糸について教えたこともないんですけど、子供でも、見て触れば、色やツヤを見れば、どっちが良い素材なのか、教えなくても分かるんだなーって思いました。


それと、売られている物の値段を見ると、半額以下でもっともっと良い素材が買えるので、編み物が出来ると得だなあって本人も気付いたようです。


多分、あの人、周りにこう言いますよ。

「これ、買ったんちゃうねん。買うと高いからママに編んでもらったねん。しかも、ウルグアイウールやで。この白がもうひとつの白より綺麗やったねん。でも、そんな高くなかったで。買う方が高い。それと、ママ、ポンポンに無茶苦茶こだわってはるから、売ってるのよりフワフワでまんまるやねん。見て。触ってみ。な?フワフワやろ?」

そして、自分が少しズレたことを言ってるって多分分かってないと思います。

その後、この話を聞かされた周りの人たちはきっと心の中で静かにこう思うのではないでしょうか。


「買うより安いとか言ってるけど、結局、売ってるのより良い物に変わってるやん。」





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