わたしのソフィー風スカーフ 「チャティ・メランジ(並太)」バージョン





真冬の室内で付けたいソフィースカーフ


皆さん、こんにちは。
スザンナです。

寒くなってきましたね!
電車通勤の方ならマフラーなんかを巻かれる機会も多そうで憧れるのですが、私は在宅ワークがメインなので、部屋の中で巻くには大袈裟すぎるし、かといって首元も冷えるし、という感じです。
だから、ちょっとそこの郵便局まで、とか、ショッピングモールの中は暖房が効きすぎていて暑いし、とか、ちょっと室内の暖房温度を少し低くしてみよっかなっていうとき、今まではこちらのネックウォーマーを使っていたのですが、なんだかこのカラフルで可愛らしい感じが今年の自分とは少し違うように思えて。
それと、かなり使ったので少し古びてきているのも事実なんです。






そんなとき、ふとしたきっかけで、とっても使いやすそうなスカーフを発見してしまったんですね。

私が見つけたスカーフがこちらです。
その名は「ソフィースカーフ」。

LusiKnitsさんが編むソフィースカーフ



LusiKnitsさんが編むソフィースカーフは、絶妙に大人っぽい色合いのシルク混のメリノウールで編まれているので人気があって、購入された方の写真からもとっても素敵なことが分かるんです。
シルクはほどよくしっとりしているし、メリノウールは柔らかな感触とあまり毛足が出ない点で、この素材の組み合わせは敏感肌の方にも良さそうです。
室内で着用されている方も多いので、私が想像した使い方で間違ってないみたい!








それで私もたちまち恋に落ちてしまって、練習用とクリスマスプレゼントに編んでみようかなって調べてみたところ、このソフィースカーフには、元々オリジナルパターンがあって、そのパターンも販売されており、日本でも結構人気があることが後から分かったんですね。



ソフィースカーフ(オリジナル)


ソフィースカーフをデザインされたのはPetiteKnitさん。

PetiteKnitさんのソフィースカーフパターン

そしてこちらがオリジナルのソフィースカーフ。PetiteKnitさんはカシミアで編むのがお好きなようです。カシミアもあったかくて良さそうですよね。

パターンは日本語版もあるようなので、興味がある方はぜひお買い求めください。

合わせて編み方動画もパターンで紹介されていたことを今調べていて知りました。
パターンを買ってみたけど編み方がよく分からない、という方はパターンページに掲載されている編み方動画を参考にしてください。

パターン購入ページは上の写真をタップしてください。





私のソフィー風スカーフ





さて、今回、私は、LusiKnitsさんのスカーフに一目ぼれして編みたくなってしまったので、パターンがあることも知らず、写真を参考に、ただ自分が作りたいように、家にある毛糸と、作りたいサイズで好きなようにパターンを作ってみました。
そのあとで、パターンが販売されていることを知ったのです。
ですから、オリジナルパターンとは出来上がりのサイズなどが異なってますし、使う棒針サイズや、パターンも異なってますし、そもそも編み方もかなり細かいところで異なっていることを知りました。

でも、すごく自分のパターンを気に入ってるのと、皆さんにもソフィースカーフをお勧めしたいのと、忘れないようにメモとして今回のパターンを残しておこうと思い、パターンを作成しましたので、良かったら皆さんも「わたしのソフィー風スカーフ」もご利用くださいませ。なお、今回は個人の楽しみのためにパターンを作成しておりますし、オリジナルパターンもあることですから、この無料パターンの商用利用はご遠慮ください。
あくまで、個人の楽しみとしてご利用くださいませ。

作り目からの編み始め、増し目、端の編み方、糸の入れ替え方法、減らし目、編み終わり、糸始末の方法についてはそのうち動画を作りたいと思ってます。

それから、この1枚のスカーフを編むのに私が要したのは、朝から夕方まで、です。
時間換算すると、7~8時間くらいだと思います。
だからあまり時間が取れない方でも週末や平日の夜間で編むことが出来ると思います。
パターンも、パートごとに分けたので、今日はここまで、明日はここから、というように進めやすいと思います。
それでも1パートずつまとめて終えるのが大変で、という方には、「スザンナの編み物進行表」をおすすめします。進行表があれば、パートの途中で終わっても見失わないので、ミスがほとんど起こりません。
根気が続かなくて編みかけで終わってしまうことが多い方にも、この編み物進行表はお勧めです。



毛糸

チャティ メランジ 並太




選んだのは、渋みを含んだくすみカラーが、年齢を問わず似合いやすく、ウール混で手頃なお値段、そして暖かい、原ウールさんの「チャティ メランジ 並太」という毛糸で、1玉25gを2玉でちょうど編めました。
ギリギリだったので、人によっては足りないこともあるかもしれません。
毛糸の色もLusiKnitsさんのようなシックな色なので、イメージもわきやすいのではないでしょうか。

商品名:チャティメランジ並太
太さ:並太
形状:25g(約46m)
品質:アクリル60%、ウール40%
使用針:棒針6〜8号、かぎ針7/0号
標準ゲージ:17目22段前後(メリヤス編み)
Made in china


使用量 2玉 50g 92m

毛糸購入ページ(楽天)へは上の写真をタップしてください。

私は、家にある毛糸を消費するためにこの毛糸を選びましたが、もちろんアルパカやアンゴラ、メリノウール、カシミア、シルクなどで編んでいただきますときっと一生ものになる肌触りのものが編めると思います。
特に年齢を重ねますと、敏感肌になりやすいので、肌に優しい毛糸は喜ばれます。


ということで、チャティ・メランジ(並太)以外でどの毛糸が合うのか分からない、という方向けに、質の良い毛糸をこちらでお選びして、今回、「わたしのソフィー風スカーフ」が編めるキットも販売してみることにしました。
キットをご注文くださった方には、編み物進行表付きのパターンを差し上げます。

でも、このキットでは、残念ながら、Petite Knit さんのソフィースカーフは編めないんです。もしお探しの方がいらっしゃいましたらご相談ください。

Lusi Knitsさんは、そもそもパターンも毛糸の詳細も無いので、キットを作るのは難しかったです。



スザンナのキット(パターン&毛糸)




上でご紹介したチャティ・メランジ(並太)のほかにも、いくつか良さそうな毛糸をピックアップして会員様向けにキットを作ってみました。ウール混以上のグレードの良い毛糸を選んでおりますので、メリノウール100%やメリノ&アルパカなど、上質の毛糸からもお選びいただけます。ラインアップは今後増やしていきたいと思っております。

パターンはPDFのダウンロード方式となっておりますので、毛糸とは別にメールでお送りいたします。
また、キットのパターンは無料公開版よりも詳しく説明しています。さらに、パターンには後述している「編み物進行表」も含まれています。

毛糸は編み間違いや失敗に備えて、少し多めにお送りいたしますので、安心して練習してから取り組んでいただけますし、ゲージを編んでブロッキングテストを行っていただけるように配慮しております。

なお、キットはその特性上、キャンセルや返品はお受けできませんので、悪しからずご了承ください。

キットの詳細やご注文は上の写真をタップしてください。



棒針サイズ


編み始めと編み終わり 4号 3.25mm または 5号 3.50mm
メイン 8号 4.5mm

編み始めと編み終わりは緩みやすいので、数サイズ落として細いサイズの針を使いました。
また、輪針や、20cm程度の短いサイズの玉付き針が編みやすいと思います。


10cm角ゲージ: ガーター編み 19目x32段





使う編み目及び編み方動画


作り目(イタリアンファクトリーメソッド)

日本では袋編みと呼ばれる、すべり目を取り入れた編み方で、編み始めに作り目が残らないのが特徴。イタリアのニット工場で作られたようなプロフェッショナルな仕上がりになることから、イタリアンファクトリーメソッドと呼ばれている。


端の編み方(ダブルサイドエッジ)

袋編みの派生で、表と裏にそれぞれ鎖目が現れるように編む編み方。

増し目(ねじり掛け目)

指でねじりを作ってから針に引っかける作り目。ねじる方向によって傾きや凹凸が生まれるのが特徴。次の段を編むときに前足で編む場合と後ろ足で編む場合に分かれる。

減らし目(右:左上2目一度)

左側の編み目が上に来るように2目を1目に減らす編み方。減らした目を右奥に隠せるので、右側で行うと減らし目が目立たない。

減らし目(左:右上2目一度)

右側の編み目が上に来るように2目を1目に減らす編み方。減らした目を左奥に隠せるので、左側で行うと減らし目が目立たない。

端糸の縫い隠し方(編み始めと編み終わり)

編み始めと編み終わりの端糸は、ダブルサイドエッジの中に隠してしまうと糸端を長く残せて目立たない。

端糸の縫い隠し方(糸替えの端糸)

糸替えした端糸は、毛糸用針を使って、編み目と同化させながら裏側で縫い隠すと比較的目立たない。

スザンナの編み物進行表

パターンを見ながら編んでも良いが、自分用に分かりやすくパターンを計画表として作り直すとよりパターンが簡単になり、間違わず便利。
今回使った進行表は、スザンナのパターンでも良く取り入れているオリジナルのチャート方式で、編み図よりもコンパクトで、パターンよりも見やすく、段数カウンターより正確。
特に編み物を始めたばかりの初心者にとっては、何段編んだのか、どのように増し目をすればよいのか、あと何段で増し目か、など迷いやすいことも多く、管理能力や記憶力、暗算力も必要。
これらの複雑な管理を記憶や暗算を頼らずに行うことは、段数カウンターではできないので、この進行表がおすすめ。

編み物進行表さえあれば、パターンが一目瞭然。考えることなく、進行表通りに落ち着いて編むことができます。

編み物進行表の作り方はいずれ動画を作成する予定です。


詳しくは動画のコミュニティ欄で告知しますので、
ご希望の方はチャンネル登録と通知のONをお願いします。


YouTubeチャンネル






パターン


さて、みなさん、先ほどから気になってらっしゃると思う無料パターンですが、パターンはFacebookグループと米山堂の会員様に無料で限定公開することにいたしました。



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編みながら生じる疑問や質問に関しましては、
Facebookグループページにご質問ください。


🆗Facebookグループ(非公開)
動画についてご質問がある場合は、Facebookグループコミュニティにご記入ください。
*ご質問への回答にご協力いただければ幸いです。


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米山堂
Susanna's Hobbies®
無料会員募集中

会員様限定の無料パターンなどお得なサービスをご提供。
登録、会費等は一切かかりません。


でも、気になってらっしゃると思いますので、その一部をご覧いただきたいと思います。
気に入って下さったら、是非、Facebookグループのご参加、または米山堂の会員登録をお待ちしております。

また、有料版のパターンでは、より詳しく編み方が説明されたパターンに、編み物進行表が付属します。無料版をご覧になって分かりにくかった方はこちらをご検討下さいませ。






無料パターンの一部抜粋


作り目:        イタリアンファクトリーメソッド(袋編み)で○○目。


編み始め:        ダブルサイドエッジで○○目。糸端が○○側に来ていたら表。
        表にはマーカーを付けておくと見失わないので便利!


増し目【右または左】:
        編み始めと編み終わりの○○はダブルサイドエッジを編みながら、
       ○○段目で最初の増し目を行う。
                




中略






糸替え:        糸替えを行う時は裏側に糸端が来るように行う。
        糸端は裏側で編み目と同化させて縫い隠す。


完成

完成サイズ:○○cmx〇cm



いかがでしたか?
編み物経験が豊富な方なら、この無料パターンのみでも簡単に編んでいただけると思います。
でも、初心者の場合には、もう少し丁寧な説明や編み物進行表があるほうがわかりやすいように思います。
ですので、一度無料パターンをご覧になってみてご確認ください。
難しいと思われましたら、進行表付きのパターンをおすすめします。

また、このパターンは、Petite Knit さんのパターンとは異なります。
私の無料パターンが分かりにくいからといって、オリジナルのソフィースカーフのパターンも分かりにくい、というわけではありません。
私は実際のパターンを見ていないので何とも申し上げられませんが、お値段から推察すると、かなり丁寧に作られているのではないかと思いますし、補助動画も作られていますから、比較的わかりやすいのではないかと思われます。
そのあたりは、ご注文された方のフィードバックを参考になさると良いと思います。





こんな風に使ったよって感想などありましたら、 ぜひ動画のコメントでお知らせください。 SNSで配信されるときは #susannashobbiesです。 よろしくお願いしますね♪ 




 それでは最後までお付き合いありがとうございました😊 また次回もお会いしましょう。動画のチャンネル登録もお待ちしております。 

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