ミニマリストさんのニットライフ「80cm輪針1本で編めるシリーズ①ニュアンスケーブルのニット帽」【編み物】【棒針編み】



みなさまこんにちは、スザンナです!
いかがお過ごしですか?
朝晩が冷えてき始めてきた体育の日の連休です。



新シリーズ:ミニマリストさんのニットライフ


今シーズンからロシア式の棒針編みの編み方を少しずつご紹介していますが、それと同時に、編み物を楽しみたいミニマリストさん向けに、80cmの輪針1本で編める簡単な作品を少しずつご紹介していきたいと考えております。

私もそうですが、編み物道具や毛糸って結構場所をとるし、2本針は収納もしにくいし、5本針は失くしやすいので、コンパクトにまとまるインターチェンジャブルや輪針セットはとても助かります。また、セットなら買う時に最初からケースに入っているのもうれしい点ですよね。

また、私は過去に海外出張ばかりの仕事をしていたので、スーツケースひとつで暮らしていた時期があります。長いときは2週間以上家に帰れないので、その中に自分が生きていくために欠かせないものをまとめていました。それは、パスポートであったり、着替えであったり、読みかけの本であったり、ミュージックプレイヤーであったり。そのころは編み物はしていなかったのですが、そのころの自分が編み物をしたら、という想定で考えてみました。
忙しくて世界中を旅するような人たちにとって、自分が自分に戻れる場所ってとっても大切なんです。だけど持っていけるものが限られているので厳選する必要があります。

ということで、極限まで使う道具を少なくしてみよう、と思ってこのミニマリストさんシリーズを思いつきました。



使うのは80cmの輪針のみ


でも、輪針って長すぎたり短すぎると編めるものが限られるんじゃないの?って思われる方も結構いらっしゃると思います。確かに、そういう点はあります。でも、使い方を工夫すると、いろいろ編めて便利な道具でもあるんです。

その中でも、一番オーソドックスでどこのメーカーでも出しているのが80cmです。と言うことで、この80cmしばりでどこまでできるか、私にとっても新たな挑戦です!



シリーズ① ニュアンスケーブルのニット帽


さて、今週1週間かけて全部で4つの動画でご紹介してきたこちらのニット帽は、棒針編みの練習がしたいなあと思って適当に編んでたらどんどんアイデアが沸いてきて出来上がった作品です。

1日で編めるので本当に簡単だし、ニット帽は年齢や性別を問わず贈り物に喜ばれるし、いろいろ新しい編み目を練習できるいい機会でもあるので、是非皆さんレパートリーに加えてみてください。

今回は、折り返しなし、リブ部分も短い、さっとかぶれるスカルタイプのビーニーをご紹介します。



レッスン1:作り目~リブ部分~本体

動画の配信としては最後の4回目になったのですが、始まり部分となります。一番難しいところでもあるので、ここをクリアできるかどうかにこの作品の全てはかかってます。
逆に言えば、ここさえクリア出来たらあとはそこまで難しくない、と言うことになります。
編み物で一番難しいのはいつでも編みはじめであることを覚えておけば、つまずかなくてすみますよ。
そう、ここが一番難しいのです。
だから、みんなが編み物を挫折するのもここなんです。

特に難しいのは、輪にするところ。
続いて、
針とコードのセッティング。
糸の配置。
針の刺し方。
針の動かし方。
指の動かし方。
コードの調整。
リブ編みから本体への編み目の変更。
なわ編みの編み方。

気を付けるべき点は、
段数カウンターの付け忘れにご注意。
なわ編みのし忘れ。
これらを忘れるとちょっと大変なことになります。

ということで、頭の中に気を付けるべきポイントが分かったら早速動画をご参照ください。






補足動画A:80cm輪針で帽子を編むときのコードの使い方(マジックサークル)


さて、レッスン1の補足動画をふたつ作ってあります。そのうちの一つがマジックサークルの方法。コードをどのように配置すれば80cm輪針でもスムーズに帽子が編めるのか、という点に焦点を絞って説明している短い動画なので、良くわからなくなるたびに見ていただければと思います。






補足動画B:1.筒編み時のロシア式の表編みと裏編み 2.なわあみの編み方(道具3種類)


こちらがふたつめの動画となります。

1.筒編み地のロシア式の表編みと裏編み


まず、ロシア式では筒編みを編む場合に平編みと編み目が変わります。従来の編み物教室や編み物本で教えられているウエスタン式(アメリカ式、フランス式)の方は同じ編み方なので1.はスキップして大丈夫です。


2.なわ編みの編み方(道具3種類)


なわ編み用のケーブル針をお持ちの方はそれをお使いください。スティッチホルダーをお持ちの方は代用いただけます。道具が何も無い方は、別の編み針を代用しましょう。それら3種類の使い方についてご説明しております。ご参考になさってください。

【なわ編みに代用できるもの】
違うサイズの輪針
グリップ無しのかぎ針
スティッチマーカー
太めの毛糸用針
などなど






補足動画C:1.なわあみの編み方(道具不要)


さらに、そんななわ編み用の動画すら持ちたくない、という方のために、道具を使わない編み方をご紹介します。ちょっと難易度は高くなりますよ。

でも、スラブ系の方々はみなさんほとんど道具を使いません。そのまま上手に糸を入れ替えて編んでらっしゃいます。






レッスン2:編み終わりの減らし目と仕上げの方法


さあ、今回はレッスンも2回で終わるほどに簡単です。
本体が十分な高さまで編めたら、最後は減らし目をしながら編み終わります。

【手抜きポイント】
えー!!!減らし目なんて初心者には難しいよお!!という方は、レッスン2の減らし目はスキップしていただいて構いません。その際はそのまま全部の目を拾って引き締めて、あとは適当にぐし縫いしてもらって仕上げてください。仕上がりの頭頂部が気になる方はポンポンを付けたら気になりませんよ。
でも、その場合は、最初のリブ部分を長めに編むのがポイントです。7cm程度になるまでリブ編みを編んでください。そして、本体も少し長めに編みましょう。
というのも、これはスカルタイプのビーニーなので頭にフィットするようにデザインされているので、そのまま適用すると変な形になってしまうからなんです。







いかがでしたでしょうか?
最初からなわ編みはハードルが高いなあ、と思われましたら、全て表編みの模様無しで編んでみてください。






こんな風に使ったよって感想などありましたら、 ぜひ動画のコメントでお知らせください。 
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それでは最後までお付き合いありがとうございました😊 また次回もお会いしましょう。

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