【日記】【映画】季節は名残惜しい、人生も名残惜しい 「ジョーブラックをよろしく」



みなさん、こんにちは。
朝から少しドライブしながらニュースを見てました。
エリザベス女王がお亡くなりになる前に、
カミラさんが王妃として国民に迎えられますように、
とのメッセージをお残しになられた、
というお話を見てました。

お若い頃のチャールズ皇太子とダイアナ妃がご一緒に京都に来られたこともあって、
私は恐らくダイアナ妃贔屓だと思います。
だから、久しぶりにダイアナ妃を思い出してしまいました。
ダイアナ妃はそれくらい強く印象を残された方なので、
カミラ王妃は今までもこれからも大変でしょうね。

それにしても、王室は生きてくだけでも大変な所なのですね。

さて、そんな感じで戻って来たら、お庭のお花がたくさん咲き始めてくれてました。
夏の暑さにやられて花を咲かせる元気もなかったみたいですが、ようやく花も色を付け始めてくれました。

今年は種をまいてみよう、とパンジー、ビオラ、ルッコラの種を買って来ました。
でも、こうやってたくさん花を咲かせてくれると、抜くのも可哀想。
だから、少し空いたところに蒔いて様子を見ることにしました。
発芽するかなー?



夏が名残惜しい秋です。

さて、名残惜しい、と言えば、人生もそのひとつ。

今日は、また映画を一本ご紹介したいと思います。

本日は、人生が名残惜しくなる映画です。
人生って花火みたい、ってしみじみ思うことありませんか?
人生というよりは、思い出って言った方がしっくり来るかな。
思い出を振り返る時って、花火みたいって思わない?
切ないよねー。
とまあ、そんな映画なんですけど。


私は何を隠そう、昔からブラピが大好き。
何が好きって、
若い頃の
目と口が好きなんです。
形じゃないですよ。
もちろん形も綺麗だと思うけど、
そこに現れる感情が好きなんです。
真っ直ぐ見つめる瞳、泳ぐ視線、笑うと優しくなる目尻、透き通る色。
はにかんだときに崩れる口元からのぞく白い歯。
あんな表情を見せてくれる人はなかなかいないです。
だって、危なっかしいくらいに素直な表情だから、
多分、普通の人はそれを心の中に隠して表に出さないと思う。
それは、彼特有の演技なのかもしれませんが、
そういう演技ができるということは、
そういう感情を理解している人、って思ってます。
だから、とても感情の豊かなひとなんだろうなって昔から想像してるんです。
会ったことないから。
一度会ってゆっくりお話してみたい人です。
願いが叶うなら。

その後、
段々と演技に技巧が混じるようになって来たので、
そりゃあ今の方が演技は格段にうまいと思います。
でも、やっぱり昔のブラピが好き。
ファイトクラブみたいに、ちょっと狂った演技に魅力を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、特に男性方は憧れるでしょ?
でも、私はやっぱり素直で純粋な演技に魅力を感じます。

という訳で、
久々に出会った昔のブラピをご紹介したいと思います。
二人の人間を演じ分ける才能がすごい。
仕草まですべて違う。
まるで別人。
ここまでうまい人、ほんとなかなかいないよ。
しかも、善人と悪人なわけじゃなくて、
どっちも多分善人。
そして、純粋とこなれた人でもなくて、
どっちも純粋。
手の握り方まで違うのはすごい。

クチコミに、華麗なるギャツビーを、レオ様じゃなくて、ブラピにやって欲しかったって声がありましたが、あれは、個人的には、ブラピじゃなくて、レオ様だから良いんだって思ってます。

レオ様は、顔が可愛いから、昔から演技があまり評価されなかった。それが嫌で嫌で必死に頑張って来た人。仕事を選ばないというか、わざわざ荒波を選んで来た人生。だから、必死に目標に向かって頑張って生きて来たギャツビーが似合う。
でも、ブラピにはある種の天賦の才があって、努力しても手に入らない人間としての美しさや醜さがある。だから、努力の挙句に悲劇に遭うギャツビーは似合わない。演じると運の悪い貴族かサイコパスに見えてしまう。あの真面目さゆえの哀しさが表現できない。

トロイで演じたアキレスを、レオ様が演じてもおとぎ話みたいで似合わないのと同様に、アキレスはブラピにしか似合わなかったって思う。それが証拠に、従兄弟役の男の子は見た目はブラピそっくりなのに、やっぱりアキレスには見えない。自信のない弱さが露呈してしまう。アキレスは女神の息子。だから怖いもの知らずで尊大で強いし、存在が特別。そういう持って生まれたものをブラピは持ってるんだなってアキレスを見てると感じます。

そんな二人が共演した最近の映画が「ワンスアポンアタイムインハリウッド
この中でも、演技に悩み落ちぶれた自分と葛藤する中年俳優をレオ様が演じ、
金もないスタントマン役のブラピの方が悠々自適で男前、
という変な構図。
さすがタランティーノ監督。
シャロンテート事件を題材にしたことで、ポランスキー監督の反感をかなり買ったと言われている問題作ですが、タランティーノ監督独特の日本の時代劇的な最後は正義が勝つ、という終わり方にシャロンテートやポランスキー監督への愛を感じるのは私だけでしょうか?




話を「ジョー・ブラックをよろしく」に戻しまして、

映画の前半は、
心がざわついて、元の人物に会いたくて会いたくて仕方なかったんですけど、
映画の最後は、
切なすぎて、乗り移った死神にもう一度会いたくて。
結局、2回も観ちゃいました。
何回でも観れちゃう。

これ以上言うとネタバレになるので、良かったら観てください。

とにかくセットもロケーションも圧巻です。
華麗なるギャツビーもそうですが、ニューヨークでは多分本当にこういう暮らしをしている人たちがいるんでしょうね。
 


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ということで、また次回お会いしましょう♪じゃね

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